医師に多い転職理由とは?|転職の成功方法や円満退職の秘訣も解説

医師の転職理由を知りたい
医師としてのキャリアをつみたい

医師の転職理由にはどのような理由があるのでしょうか?

医師の転職理由は人間関係や勤務条件、収入など様々なことが考えられます。

本記事では実際に転職した医師の中で多かった転職理由転職の成功方法円満退職の秘訣を解説します。

医師に多い転職理由ランキングベスト5

医師に多い転職理由は下記の5つです。

それでは一つずつ解説していきます。

家庭事情|医師に多い転職理由

医師に多い転職理由の1つ目は家庭事情です。

結婚や離婚出産や育児親の介護や家庭環境の変化移住などの家庭事情により転職を考える人は多いです。

特に女性は出産や育児を理由に転職を考える人が多くいます。

なぜなら、職場自体は時短勤務や当直・オンコールの免除を容認していても、他のスタッフに対して負担がかかることを悪く思うからです。

逆に、子育てをしながら仕事をすることに理解のない職場も多く、周りの協力が得られない場合もあります。

そのような理由から、出産後は、時短勤務が可能な職場や、残業・当直のない職場へ転職するといった流れがあります。

他にも、通勤時間が1時間以上になると負担に感じる人が増えるため、自宅近くで働ける場所を探す人もいます。

また、自分が生まれた土地で勤務したい、実家を継ぐために地元に戻らないといけないなど、都会から地方に移動するために転職を考える人も多いです。

過剰な業務|医師に多い転職理由

医師に多い転職理由の2つ目は過剰な業務です。

なぜなら、医師の仕事は精神的にも肉体的にもハードだからです。

医師は一般人が思っているほど、良い待遇をうけていません。

それなのに、開業医じゃない限り勤務に見合う給料はもらえないのが現状です。

勤務による拘束時間が長く、土日も休みが取れないことがほとんどで、家族との時間やプライベートな時間が取れないことが多いです。

学会の出席・臨床・論文作成なども行わないといけないのに当直もあるため、休みもほとんど取れません。

当直では専門外の患者の対応も必要になり、当直明けに外来やオペなどを行うことも日常茶飯事です。

他にも、患者とのトラブル対応やオンコール対応、診療以外の管理業務や事務作業などもあり、医師の仕事は激務です。

厚生労働省が公表している「医師の働き方改革について」という資料があります。

その資料を見ると、過労死ラインといわれる月80時間以上の残業をしている医師は、全体の40%となっています。

心身ともに負担が大きい業務をこなす医師は、人の生死に関わることも多く、他業種に比べて疲労は桁外れに大きいです。

そのため、体力的にも精神的にも疲れてしまい、転職に至る医師も多いでしょう。

人間関係|医師に多い転職理由

医師に多い転職理由の3つ目は人間関係です。

人間関係を理由に転職を考える医師も多くいます。

なぜなら、経営陣や上司などといった上層部と合わないことが多いからです。

人間関係の不満を解消したい相手は、経営者・上司や同僚・部下などさまざまですが、組織・人員体制の仕組み上、仕事がしづらいという声もあります。

上司との仲が悪く、周りに比べて仕事分担が不公平な状態が続いていたり、理事長がワンマンでみんな辞めていってしまう職場もあります。

医局長と対立してしまって、仕事がしづらくなってしまったり、経験の長い看護師さんが指示どおりに動いてくれないといったこともあるでしょう。

そのため、看護師や上司とのいざこざが原因で転職を考える医師も少なくありません。

また、看護師や上司・同僚・部下といった医療関係者だけではなく、患者さんとも良い人間関係を作っていく必要があります。

このように、医師はさまざまな価値観を持つ人と関わるため、相手の考え方や立場にあわせて気を遣ううちに疲れてしまうこともあるでしょう。

そのため、人間関係に疲れたことを理由に転職を考える人が多いのです。

年収アップ|医師に多い転職理由

医師に多い転職理由の4つ目は年収アップです。

収入を増やしたいという理由で転職を考える医師は少なくありません。

なぜなら、住宅などの購入を検討する際に年収について改めて考える人が多いからです。

職業に関係なく、金融機関のローンなどの審査は年収によって変わります。

そのため、住宅などの購入を検討する時に年収について改めて考える人が多いイメージです。

収入を増やしたいと考える際に、現在勤務している病院より給与の高い病院に移ればいいと考える医師は多いようです。

しかし、病院によって内情が異なるため、注意が必要になります。

下記は医師の平均年収です。

医師は他の業種に比べて年収に大きな差がつきやすい傾向があります。

病院年収
国立平均1,431万
公立平均1,513万
公的平均1,433万
社会保険関係法人平均1,469万
医療法人平均1,640万
個人平均1,640万
その他平均1,490万

*出典:厚生労働省「第22回医療経済実態調査報告」(令和元年)

満足度の高い転職をするには、内情をよく把握するための情報収集を欠かさないようにすることが重要です。

また、激務のわりに年収が低かったり、ほかの病院から転職したはいいが、最初の提示条件と内容が変わってしまい、転職を考える医師もいます。

スキルアップ|医師に多い転職理由

医師に多い転職理由の5つ目はスキルアップです。

スキルアップを理由に転職を考える人も多いです。

なぜなら、キャリアアップすることを目的に転職を希望する医師もいるからです。

「専門医資格を取りたい」「専門医としてよりレベルの高い症例を学びスキルアップしたい」などキャリアアップを目的に転職を希望する医師もいます。

上記のような場合、専門医資格取得の環境が揃っていたり、指導する医師が在籍する病院へ転職するのが一般的です。

また、国公立の病院大学病院など、その地域の基幹病院への転職が多くなります。

その理由は、さまざまな症例が経験できる環境があり、指導医も確実に在籍しているからです。

一方で、将来開業を目指している医師は小規模な病院で働き、病院経営の実態を学ぶために転職を考える人が多くなります。

大学病院や大規模な病院では、経営のノウハウについて学ぶことができないからです。

また、開業を考えている地域の近くにある総合病院とのつながりを築くために転職する医師も多いようです。

医師転職を考えた方がいい人の特徴3選

医師に多い転職理由から医師転職を検討した方がいい人は以下の3つのどれかに当てはまる人です。

それでは一つずつ確認していきましょう。

過剰な業務でストレスを抱えている人

過剰な業務でストレスを抱えてしまっている人や睡眠時間がとれず、きちんと眠れていない人などは転職をおすすめします。

なぜなら、毎日の激務により心身ともに疲弊して体調を崩す人がいるからです。

医師はいつでも駆けつけられるようにオンコール体制である場合がほとんどで、自宅にいても常に気を張っていなければなりません。

そのため、心身的になかなか休まらず、体調を崩してしまう人も多くいます。

また、医師は患者の診療以外にも学会発表や論文執筆などがあり、多忙になりがちです。

勤務状況の改善が難しいようであれば転職を考えることも大切です。

家庭と仕事の両立が難しい人

家庭と仕事の両立が難しい人は転職をおすすめします。

なぜなら、特に働く女性にとって妊娠・育児は、今後の働き方について考えるきっかけになりやすい出来事だからです。

体力的にも精神的にも大変な勤務環境におかれている女性医師であればなおさらでしょう。

常勤医として働き、出産や育児に影響がでるなら、時短勤務が可能な医療機関や残業や当直がない職場に転職をしようと考える人もいるでしょう。

また、実家が遠い場合などの理由で、子供の面倒をみてくれる人がいない場合は、託児所併設の病院に転職するのも一つの選択肢です。

キャリアアップしたい人

現職ではキャリアアップが叶えられない人は転職したほうがいいです。

なぜなら、現職でキャリアアップを望めないケースも多いからです。

医師の中には、将来的には開業医や専門医になりたいといったキャリアプランをお持ちの人はもちろんいると思います。

開業医を目指すのであれば医療だけではなく、経営について学ぶことができる環境を選択することが望ましいです。

また、興味がある専門分野がある人は研究や教育がさかんな病院や専門医取得ができる環境を選択するとキャリアアップすることができます。

そのため、自分がキャリアアップできる環境に変わるということは大切なことです。

医師転職理由の上手い伝え方、退職の仕方

医師の転職理由の上手な伝え方はポジティブな理由を伝えることです。

なぜ、ポジティブな理由を伝えることがいいのかと退職を伝えるタイミング、転職理由を伝える具体例について説明します。

ポジティブな理由を伝える

転職理由を伝える際はポジティブな理由を伝えるようにしましょう。

なぜなら、ネガティブな理由で退職を伝えた場合、職場から解決策を提案されて引き止められてしまうことがあるからです。

医師は人材不足が深刻化しており、引き止めにあうことも多いです。

仮に無理を言って退職したとしても、新しい環境で気持ちよくスタートすることができなくなってしまいます。

実際の退職したい理由は、給与面や人間関係、労働条件などが原因の場合も多いでしょう。

しかし、もしも退去の理由がそういった理由だったとしても、ネガティブな理由を伝えることは控えたほうが無難です。

それは、病院側からすれば不満を伝えられた状態では快く送り出すことができないからです。

退職理由を伝える際は、自分の理由を押し通さず、前向きな理由を伝えることが大切になります。

例えば、ステップアップを理由にしての転職なら病院側も応援したいという気持ちになるかもしれません。

なお、退職を伝える際は、退職する意思を明確にして伝えることも重要です。

退職の話しをしようとしても、話を流されて時間がかかったというケースも多いです。

もし何度も話すチャンスを流されたとしても諦めずに話をすることが大切です。

嘘の理由は伝えない

嘘の退職理由を伝えることは絶対にやめましょう。

なぜなら嘘が発覚した場合、そのあとの人間関係に悪影響が出てくるからです。

嘘の内容としては、体調を理由にしたものや、身内の不幸・結婚や離婚など、実際に起こる可能性はあるが事実ではないことを言うことです。

嘘をついても事実でないことはわかってしまいますし、医師の人間関係は病院内だけでないので、転職してもすぐに嘘がわかってしまうこともあります。

嘘が発覚した場合、円満退職が出来なくなり退職するまで肩身の狭い思いをすることになります。

退職する理由の伝え方の工夫が必要ですが、そのあとの関係性に悪影響がでるような嘘はつかないことをおすすめします。

退職するタイミング

退職するタイミングも重要なポイントとなります。

なぜなら、間違えたタイミングで話をすると、円満退職が難しくなったり、退職自体ができなくなってしまうこともあるからです。

円満退職をするには、病院に迷惑のかからない時期を考えて退職の話を進める必要があります。

忙しい時期に退職の話をしたり、直前になって退職する意思を伝えるなどといったタイミングで話をすると円満退職は難しくなります。

正式に退職をする意思表示は、1か月前が目安になります。

退職することが決まってからの業務引き継ぎ期間などを考えると、少なくても3〜6か月は時間がかかると思っておきましょう。

またボーナス支給時期に退社を考えている場合は、ボーナス支給後すぐの退職は、あまりイメージがよくありません。

そのような場合は退職時期をずらしたり、事前に相談することをおすすめします。

医師転職理由伝え方の具体例

実際に退職する場合、職場にも退職の旨を伝えなければいけません。

下記では、転職理由の伝え方として正しい方法や解答例などを紹介します。

まず、転職や退職理由はポジティブに変換して伝えましょう。

転職の理由がネガティブな理由であっても、思いをそのまま伝えてしまうと印象が悪くなってしまう恐れがあります。

そのため、ポジティブな理由に変換し、きつく当たらないようにしましょう。

下記では医師のよくある転職理由ごとに、具体的な解答例を紹介します。

一つずつ確認していきましょう。

過労・勤務負荷

過労や勤務負荷からの転職に関連する転職理由の一例です。

過労や勤務負荷による転職理由の一例
  • 「深夜に呼びだされるなど心身ともに負担になる業務が多く、自分の年齢を鑑みてキャリアの見直しを考えたほうがいいと感じたから。」
  • 「当直の際に専門外の患者の対応を任せられたり、当直明けの外来・オペの対応など、体力的に厳しいことが多いから。」

給料アップ・待遇

給料アップや待遇による転職に関連する転職理由の一例です。

給料アップや待遇による転職理由の一例
  • 「今のアウトプットの質や量を確保しながらさらに効率的に働き、高い給与を目指したいから。」
  • 「今後、親の介護や子供の教育費などいろいろな出費がかさむため、より良い給料や待遇の職場に転職したいから。」

専門性・勤務内容

専門性や勤務内容での転職は、以下の例のように伝えるとよいでしょう。

専門性や勤務内容による転職理由の回答例
  • 「今の病院では、自分が関与できる手術の回数が少なく業務の幅が狭いと感じている。
    自分の技術を磨く機会が多い職場に転職したいから。」
  • 「将来の開業に向けて準備がしたいので、経営などを学べる職場に転職したいから。」

人間関係・職場の環境

人間関係や職場の環境による転職の場合は、下記の回答例を参考にしてください。

人間関係や職場の環境による転職理由の回答例
  • 「今後、自分は今以上に力を入れて仕事をしていきたいと思っている。
    しかし、仕事量を他の医師と分担した時に今以上の仕事量がもらえるかわからないから。」
  • 「今の職場では、患者とのトラブルが幾度となく発生しているため、違う顧客層の施設で働きたいから。」

家庭事情の変化

家庭事情の変化による転職では、以下の回答例を参考にして下さい。

家庭事情の変化による転職理由の回答例
  • 「子供ができて、今よりも家族との生活やつながりを大切にしたいと考えるようになった。
    そのため子育てに対して待遇が手厚く、勤務時間が短い職場に転職したい。」
  • 「子供の教育環境をよくするために転居を考えているので、引越し先から通勤できる職場に移りたい。」

転居・転科

転居による転職や転科による転職は以下の回答例が参考になるでしょう。

転居の転職や転科による転職理由の回答例
  • 「地元へ戻り就職しようと考えており、転居地から通勤できる職場に移りたいから。」
  • 「スキルアップするために転科を考えているが、今よりも専門性の高い職場に移りたいから。」

医師転職 おすすめの方法

医師転職のおすすめの方法は以下の3つです。

それでは一つ一つ確認していきましょう。

知人からの紹介

医師転職のおすすめの1つ目の方法は知人からの紹介です。

なぜなら信頼がおける人から現実的な口コミを入手できるからです。

実際に仕事をしているスタッフだからこそわかる、転職先の職場の雰囲気・勤務環境・人間関係などの情報を手に入れることができます。

そのため、実際に働いた時のイメージを事前に把握することができます。

また、知人経由で紹介された場合、採用する側からすると、それなりに信頼できる医師とみなすことが多いです。

そのため、ハードルの高い面接や試験を受けなくてよい場合があります。

忙しい医師にとっては、選考に向けての事前準備を行わなくてよいことも大きなメリットになるでしょう。

ただし、踏み込んだ条件交渉がやりづらいというデメリットもあります。

転職後に勤務条件の食い違いや人間関係のトラブルがあったときに、意見を言えなかったり、退職の申し出ができないこともあります。

また、転職後のトラブルを皮切りに、紹介者との人間関係が壊れてしまうこともあるでしょう。

医師転職サイトの利用

医師転職のおすすめの2つ目の方法は転職サイトの利用です。

なぜなら自分一人では到底探せない数や種類の案件を紹介してもらえるからです。

下記では転職サイトを利用することによるメリットおよびデメリットについて紹介します。

医師転職サイト メリット医師転職サイト デメリット
・仕事選びの幅が広がり選択肢が増える
・医療機関の求人票には載っていない病院の内情を詳しく知れる
・日程調整などを任せられる
・好条件での転職が期待できる
・契約書の締結も任せることができる
・質の悪い転職エージェントがある
・自分の段取りで転職活動ができない
・担当者とのやり取りが面倒
・担当者と合わないことがある
・求人をごり押ししてくる担当者がいる

医師転職サイトのメリット・デメリットを事前に把握した上で転職サイトを活用しましょう。

複数の医師転職サイト・エージェントの利用

医師転職おすすめの3つ目の方法は複数の医師転職サイト・エージェントを利用することです。

なぜなら、転職エージェントも会社ごとに提供するサービス抱えている求人案件数など得意分野が違ってくるからです。

複数の転職サイト・エージェントを利用するメリットおよびデメリットは以下の通りです。

複数の医師転職サイト利用 メリット複数の医師転職サイト利用 デメリット
・たくさんの求人情報に触れられる
・相性のよいキャリアアドバイザーと出会えるチャンスが増える
・転職エージェントを使いこなす
・情報が増え迷いが出てくる
・同じ求人に応募してしまう可能性がある
・スケジュール管理が大変になる

複数の医師転職サイトを登録する場合のメリットとデメリットについて上記を参考に検討しましょう。

転職エージェントを複数利用する場合
  • エージェント数を最終的に1~2社にする
  • 自分にあう担当者のいるエージェントにしぼる
  • 総合型エージェントだけではなく特化型エージェントの利用も考える
  • 複数の転職エージェントを利用していることを伝える

医師転職サイトおすすめ3選

医師転職する際に登録をおすすめする医師転職サイトは以下の3つです。

それでは各医師転職サイトの特徴を確認していきましょう。

マイナビDOCTOR

医師転職サイト_おすすめ_マイナビDOCTOR

マイナビDOCTORの特徴
  • 全国13ヵ所の拠点
  • マイナビだからこそできる大きな信頼と実績
  • マイナビ独自の非公開求人も多数あり

マイナビDOCTORは大手人材会社の株式会社マイナビが運営する医師専門の転職支援サイトです。

全国に13ヵ所の拠点があり、医療施設やクリニック・介護施設・法人企業などさまざまな医療機関と密接な関係を築いていることが強みです。

取引先医療機関数は20,000件以上で、多数の医療機関からの大きな信頼を得ており、優良な非公開法人なども多数保有しています。

マイナビDOCTORは、医療業界での採用・転職支援に豊富な実績があり、医師の方に自信をもって安心の転職支援サービスを行うことができるのです。

マイナビDOCTORは、求人紹介から条件交渉、入職まで費用は一切かからず安心して利用することができます。

マイナビDOCTORを経営する株式会社マイナビは、事業所のみに付与されるプライバシーマークや就業紹介優良事業者認定を取得しています。

さらに、応募書類の添削や面接対策のアドバイスを受けることができたり、面倒な手続きや交渉の代行など、転職に対するサポートが充実しています。

ほかにもマイナビDOCTORは豊富な非公開求人情報も取り揃えており、求人数のみではなく良質な求人が多いです。

転職先が決まったあとの不安や悩みについてもアフターフォローを行ってくれます。

また、お役立ちコンテンツとして転職ノウハウや医師にむけてのお役立ち情報なども用意されています。

マイナビDOCTORは医師転職に役立つ情報が多くまとめられているため、初めて転職をされる方も安心して転職活動が行えるでしょう。

(39歳/男性/脳外科医)

なぜドクターになったのか?」とキャリアパートナーさんとミーティングを重ねるごとに考えた結果、私は常に臨床現場で患者さんと向き合い、外科医として必須の手技をチームで現場の仲間と学んでいきたいと思っていることに気づきました。
今後のドクターとしての道を考え、私は国内で「脳神経外科」を立ち上げる病院に就職することを選びました。
現在も「この選択に悔いはなかった」と胸を張って言えます。また、あの時期に「ドクターになった原点」を考えることができて良かったと思います。

出典:マイナビDOCTOR

(50歳/男性/消化器外科)

ネットで検索をし、なんとなく信頼できそうな紹介会社を選んで何社か登録しました。そのなかの一つが『マイナビDOCTOR』だったのですが、担当者(キャリアパートナー)のHさんがすぐに私に会いに来てくれて、喫茶店で私の考えをじっくり聞いてくれました。気がつくと私はHさんに向かって2時間も1人で話していました(笑)。妻のひとことがきっかけで始まった転職活動でしたが、いろいろ話を聞いているうちに、転職後の家族との生活が鮮やかにイメージできるようになりました。たんに私のイメージにマッチする病院の求人を提案するだけでなく、子供たちの将来の進学先や住環境まで考慮して複数の求人を提案してくれたのには驚きました。私のどんな細かい質問に対しても小気味よくレスポンスをくれるHさんには本当に支えられました。それに金銭的なことには疎かったとはいえ、自分のこれまでのキャリアを金銭的にも高く評価してくれる病院がけっこうあることに驚きました。勉強になりましたよ。

出典:マイナビDOCTOR

エムスリーキャリアエージェント

医師転職サイト_おすすめ_エムスリーキャリアエージェント

エムスリーキャリアの特徴
  • 転職希望医師の登録実績10年連続NO1
  • 非公開求人多数
  • 病院の内部情報や医療業界の転職事情に詳しい

エムスリーキャリアは31万人以上が会員になっている国内最大級の医師専用求人サイトです。

日本の医師数の9割がエムスリーキャリアに登録しており、医師転職を希望される方のほとんどが利用する転職サイトです。

非公開求人や独占求人も数多く取り揃えており、サイトに希望する求人がない場合は、医師の転職活動に詳しいコンサルタントから紹介してもらえます。

エムスリーキャリアの求人数は業界最多クラスです。

全国複数の厳選された医師紹介会社が求人を掲載しており、常勤医師求人はもとより、非常勤医師求人も取り揃えています。

また、コンサルタントは全員医療経営士の資格を取得しており、安心して転職サポートや交渉事を依頼できるでしょう。

転職を検討する際は一番始めに登録するとよいサイトと言えます。

(30代後半/男性/一般内科/東京都)

関東への転居に伴い、家族と過ごせる時間を大切にできる職場を探していました。
地方の大学医局の関連病院で10年以上勤務していましたが、妻と相談して、「子供が大きくなる前に関東へ転居をしよう」と考え、初めての転職で不安を抱えながらもエムスリーキャリアさんにご相談しました。
問い合わせ後、東京へ行く機会があったので、担当の方とお会いし、その場で希望に添った病院の募集案件をしていくつか提示して頂きました。
その際、病院の雰囲気、実際に働いている先生の働き方、夜間や週末のオンコール対応などについても具体的に教えて頂き、医師のQOLを大切にしている病院だということがよく理解できました。 現在の職場は、休みの日もオンコール対応や呼び出しが多く、落ち着いて家族と旅行に行く時間もありませんでした。
病院周辺の住環境、教育環境、交通の便などについても、情報収集をしてくれて、色々と教えてくれたので、転居を考える上でも大変参考になりました。色々と有難うございました。

出典:M3 CAREER AGENT

(40代/男性/整形外科/兵庫県)

 急遽転職活動が必要になり、問い合わせました。
それまで勤務していた病院に大幅な体制変更があり、急遽、転職活動を行わなければなりませんでした。
正直、多少の不安を抱えておりましたが、WEBサイトから登録したところすぐに担当コンサルタントの方から連絡がありました。
電話面談後に希望条件に合った病院を3件提案していただき3件とも面接に伺って、その内の1件に決めました。
提案していただいた案件も他社からは提示されていない病院が多くエムスリーキャリアを利用しようと思うきっかけになりました。
面接日程の調整、条件交渉なども全てお任せし、本当にスムースに次の職場が見つかりました。少し焦っていたこともあり、素早い対応で話がまとまったことに感謝しております。本当にありがとうございました。

出典:M3 CAREER AGENT

民間医局

医師転職サイト_おすすめ_民間医局

民間医局の特徴
  • 交渉力が強い
  • 女性医師のサポートが充実
  • 全国に17ヵ所の拠点

民間医局は、キャリアサポートに特化した医師専門のエージェントです。

1977年創業で、創業当時の長さから多くの医療機関との取引があり、取引実績は13,000件以上となります。

124,000名という数多くの登録者数があり、年間制約件数は58,000件と提案力が強いのが特徴です。

民間医局は交渉力が強く、コンサルタントが希望に近い条件での契約になるよう交渉してくれます。

また、民間医局は女性医師の転職やキャリアサポートが整っています。

中でも、福利厚生サービスのメディ割は、民間医局が提携する全国各地のゴルフ場や宿泊施設を利用すると割引が適用されるというものです。

求職者本人はもとより、2親等以内の親族まで利用することができます。

民間医療は、全国17ヵ所に拠点があるため、各地域に密着した求人情報の紹介が可能です。

各々の希望にあわせたオーダーメイド求人の提案や情報収集、医療機関との交渉や入職後のフォローまで専任のコンサルタントが徹底的にサポートします。

スポットやアルバイト案件から高年収・好待遇の求人など、幅広く探すことができるのでおすすめしたいサイトです。

(30代前半/女性/内科)

地元は田舎なので転職先が見つかるか不安でした。けれど民間医局のエージェントは、たくさんの医療機関を調べて求人をピックアップしてくれました。嬉しかったのは、求人の長所だけでなく短所も教えてくれたことですね。「患者数が多いので、慣れるまでは残業が発生するかもしれない」「落ち着いて勤務できる反面、スキルアップは難しい」といった点です。おかげで、しっかり考えて決断することができました。また、民間医局が間に入ってくれたおかげで、採用条件も事前にきちんと書面で確認できました。「入職前に聞いていた話と違う」なんてことがなく、安心して働けています。

出典:民間医局

(40代後半/男性/消化器内科)

病院について情報がまったくないため、最初は「どうやって探せばいいのか」と不安でした。
その点、民間医局の担当エージェントが私の専門である内視鏡のことなど、たくさん情報提供してくれたので助かりました。
また、住む場所も検討しながら進めていたので、生活環境や通勤事情についてもアドバイスをもらえて良かったです。
40代後半にしてはじめての転職活動だったわけですが、見学や面接など、やることが多くて想像以上に大変でした。
しかし、自分では聞きづらい給与や病院の体制については、エージェントを通して確認をお願いできたので、とても助かりました。

出典:民間医局

医師の転職理由 まとめ

医師_転職_理由_まとめ

医師に多い転職理由は以下の5つでした。

現在の職場にこうした不満を抱えている方は医師転職サイトを利用した医師転職を検討されてみてはいかがでしょうか?

医師転職サイトを活用することで転職者の要望をしっかりと聞いてから転職のサポートをしてくれます。

自分だけで転職活動をしようとしてもいろいろ時間もかかり、日程の調整を難しく感じる方もいるでしょう。

そのため、初めての転職という方や自分の希望をきちんと聞いてほしい方におすすめです。

また、地方の求人も多く扱っているため、地元に戻っての転職を希望されている方にもおすすめです。