学生時代に夢や希望に胸を膨らませながら就職したものの、理想とは違うと思う看護師は多くいます。
実際、厚生労働省の「看護職員就業状況実態調査」によると、看護師としての退職回数が1〜5回と回答している人が約60%を占めています。参照:看護職員就業状況実態調査
キャリアアップや将来を考えて留まるのかどうか悩む人や、日々の業務に追われて仕事と向き合う時間がない人も多いでしょう。
特に悩みが深刻な人ほど誰かに打ち明けるのが難しいので、転職したくても勇気が出ない人もいると思います。
- 看護師を辞めたい理由は就業状況に関する悩みが7割を占める
- 看護師を辞めたくなったら、自分の時間を作って誰かに相談し、2つの進路から選ぶ
- 看護師を辞めるべき基準は客観的に悪く、悩み続けている
- 辞めたくなったら、退職時期を決めて手続きする
- 看護師を辞めて失敗しないためには転職のプロに頼る
忙しくてなかなか時間が取れない人でも分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
看護師を辞めたい理由9選
「看護師を辞めたい」と考える看護師にはどのような理由があるのでしょうか?
現場の看護師から寄せられた体験談や口コミをもとに、大きく分けると以下の9つになりました。
原因としては、主に「業務量が多い」、「人間関係が悪く職場に居づらい」、「給料が割に合わない」などが挙げられます。
しかし、人によって辞めたくなる理由はさまざまです。
この記事で紹介した理由に自分が当てはまらなくても、自分の心身に異常をきたしている場合などには転職を検討することをお勧めします。
あなたが抱えている悩みと照らし合わせながら、ぜひ悩み解決にご活用ください。
女性同士特有の人間関係
看護師を辞めたい理由の1つ目で特に多いのが、女性同士特有の人間関係です。
さまざまないじめ・いやがらせ・パワハラなどの悩みを持つ人は多くいます(参照:看護師を辞めたいと思う人の口コミ)。
女性同士の人間関係について以下のような口コミが見られました。
- いわゆる「お局」と呼ばれるベテラン看護師からの噂話や陰口
- 心無い言葉で悪意のある接し方
- 上司にはいい顔して部下に仕事を押しつける
- 強く意見を主張される
幅広い人間関係での事例があり、中には心に深い傷を負ってしまう人もいます。
しかし、人間関係はすぐに改善できるものではなく、自分では解決できません。
どんな職場でも、いい人も気が合わない人もいると割り切ることも必要です。
また、あなた自身仕事ができるように変わることで厳しく当たることが減る可能性もあります。
看護師としてのキャリアを考えると、自分の成長につながらないことは気にしないのがおすすめです。
残業が多い
看護師は人手不足などの理由で残業が発生する可能性が高い労働環境のため、辞めたいと思う人が多いのです。
また、慢性的な夜勤や残業に手当てが付かない勤務状況になっている可能性が高く、多くの人がそれを理由に職を離れるきっかけにもなっています。
さらに、経験年数2〜4年ほど経つと今ある技術力よりも高度なものを求められ、業務を終わらせるために時間が必要です。
結果的に、作業量と残業量は同じように右肩上がりで増えていきます。
なお、中には月に60時間以上も残業している看護師も少なくなく、それほどの長時間の残業は心身に悪影響を及ぼしてしまうので気をつけましょう。
夜勤がしんどい
上記の残業と同じく、慢性的な人員不足で夜勤勤務が多く発生する労働環境に精神的・肉体的に負担を感じる人も多いのです。
夜勤の業務が体力的にきついと感じたまま突発的な業務の発生や出勤も伴うこともあるので、多くの看護師が労働環境に不満を持ちやすくなります。
また、夜勤で生活リズムが崩れると、眠れない・食欲がでない・イライラしやすい・勝手に涙が溢れるなど心身への影響が出やすいのです。
そのような心身へ危険性を招くことがあり、夜勤をきっかけに業務に支障が出るので注意しましょう。
このように、崩れた生活リズムから整った生活リズムにするために退職を希望する人は多くいます。
給料が仕事の大変さに見合わない
辞めたいと思う理由として、命を扱う仕事の大変さや責任量に見合った給料ではないことが挙げられます。
特に1年目〜数年目までの間はいくつもの試練が待ち構えているため、その仕事の大変さが給料として反映されていないと感じる人は多いのです。
例えば、新人は業務に慣れるのが大変で、2年目以降は先輩の管理下から離れ担当する患者さんの重症度が上がり処置の難しさや責任が増します。
数年経つと、自分の業務をしながら部下たちの指導や相談に乗ることが増えてきます。
一般的に、看護師は一般企業よりも専門性を求められる仕事です。
自分の頑張りが給料として評価されないと、仕事を続けるモチベーションが下がってしまいます。
業務内容が自分に合っていない
そもそも、自分の感覚的に業務内容が合わないと思ったときに辞めたいと思う人もいます。
看護師は正確かつスピーディさを求められ、専門知識を絶えず勉強し続ける精神力も必要です。
マイペース・コツコツ続けることが難しい人などは自分に合っていないと感じやすくなります。
さらに、重症度が高い患者さんが多い・緊急の患者さんの受け入れ要請が多いなど、業務内容が想像以上にきついと感じることもあります。
また、職場によっては患者さんの死と直面する場合は死が身近になるので精神的にダメージを受けやすくなるでしょう。
実は看護師の仕事内容は心身共にエネルギーを奪われやすいため、自分には向いてないと思うならば無理に仕事を続ける必要はないと言えます。
ミスや失敗を繰り返してしまう
仕事のミスや失敗を繰り返してしまうことで、職場の人に迷惑がかかり負担になったりするので、自ら辞めようと選択する人もいるでしょう。
小さなミス1つで患者さんの命に影響が出てしまう業務であるからこそ、経験の有無に関わらず些細なミスは厳しく指導されます。
そうすると、仕事をする上で過度なプレッシャーを感じて、ミスしないようにと考えれば考えるほど空回りして失敗を繰り返してしまいます。
辛い新人時代を乗り超えてさまざまな仕事を任されるようになっても、仕事量が増えたことでまたミスが増えてしまうなどもあるでしょう。
ミスを繰り返してしまう自分に対して自信を失ってしまう看護師も多く、仕事が向いていないのではないかと思い悩む人も多くいます。
患者さんとの関わり方がわからない
看護師はさまざまな患者さんやそのご家族と接する機会が多くて、関わり方がなかなか掴めずわからないままでいる人も多くいます。
病院は患者さんの命を扱うので、コミュニケーションを取ることは必要です。
病院の利用者やそのご家族からのクレーム対応をしたり、理不尽な心無い言葉を言われたりすることがあります。
また、暴力やセクハラをされるケースがあることから、だんだん耐えられなって心が折れてしまう人も少なくありません。
中には、患者さんやそのご家族との関係が悪化したことによって医療ミスをし、それによるさらなる関係修復の難しさが出てきてしまうケースもあります。
看護以外の業務が多い
実際に仕事をしてみると、看護以外の業務が多く発生することに気づいて辞めたいと思う人も多いです。
看護師は、患者さんの健康サポートや看護記録の作成などの幅広い業務が発生します。
看護学生時代に想像していた看護師のイメージと、実際の業務内容のギャップを感じている人も多くいます。
また、看護方針は病院・ドクター・先輩看護師などに従わなくてはいけません。
患者さん各人とコミュニケーションを取ることよりも、別の業務で手一杯になることが多く発生します。
このように理想の看護師像と実際の看護師のギャップは拭えず、窮屈に感じて辞めたくなる人もいます。
仕事とプライベートの両立が難しい
仕事とプライベートの両立が難しいことが辞めたいと思うきっかけになりますよね。
労働環境的に予定通りにスケジュールが埋められないことや、同じ勤務体系の人が見つからないなどの理由で仕事ばかりになってしまう人も多いのです。
また、業務量や残業が多く発生する可能性が高いため、プライベートの時間を持ちづらい傾向にあります。
こういったことが重なり始めると、「自分はなんのために働いているのだろうか」と迷走してしまい、仕事を続けることが難しくなります。
【体験談】看護師を辞めたその後は、、
看護師を辞めたその後は、どのようにしているのか気になる人も多いのではないでしょうか?
そこで、体験談を2つピックアップしましたので、辞めようか悩む人はぜひ参考にしてくださいね。
看護師転職して別の病院で働く
看護師を辞めた後は、今の職場を離れて別の病院で働くという選択肢があります。
例えば、職場環境に不満や悩みを持っている場合、看護師を辞めてしまうのではなく異動や別の病院で働くことで解消される場合もあるのでおすすめです。
なお、異動の希望は通らないことがあるので、異動するより転職サイトを利用して働く方が効率的に悩みが解消されて看護師を続けることができます。
看護師以外の職種につく
次に、看護師を辞めた後に別の職種につく選択肢もあります。
例えば、勤務体系的にバランスの取れた職場にする・自分が好きだと思う職種に変える・人間関係のクリアな職場を選ぶなどのメリットがあります。
このように医療業界以外の職種は未経験でも募集が多く、自分の希望や条件に合わせたさまざまな仕事を選ぶことができるのがうれしいポイントですね。
なお、看護師以外の職種になると資格を活かすことができないのでデメリットになります。
看護師を辞めたくなった時にやるべきこと5選
看護師を辞めたくなった時にやるべきことを5つ紹介します。
あなたが看護師を辞めようと考えているのであれば、ぜひ参考にしてくださいね。
あなたが辞めたい理由を整理する
まずはあなたがなぜ辞めたいのかをできるだけ多く書き出して脳内を整理することはとても大切なことです。
看護師を志した理由を思い返すこと・なにに悩んでいるのかなどを振り返ることによって、目指すべき理想が確認できるのでおすすめです。
また、自分自身の努力次第で悩みを解決し、職場を変えることにより仕事を辞めずに済むこともあります。
なお、辞めたい理由が明確になっていないまま感情だけで転職してしまうと、同じような理由で辛くなってしまう可能性があります。
何度も転職を繰り返すことで再就職も難しくなりますので注意しましょう。
休暇をもらって仕事を休む
辞めたいと思ってすぐ辞めるのではなく、休暇を取って仕事との距離を作り休みましょう。
しっかり休む・趣味など自分が楽しいことをするなどの時間を作ることで、客観的に仕事を転職するかどうかを考えることができます。
また、業務から開放されたことで「看護師として働くこと」を考える、今後のキャリアをどうするかなどを考えるきっかけになります。
考えがシンプルにクリアになることで、転職してもしなくても後悔しない選択肢を選ぶことができるのでおすすめですよ。
部署異動を希望する
今の部署から別の部署への異動を希望することも1つの方法です。
自分の希望通りの異動が必ず受理されるとは言い切れませんが、異動の希望を出すことはできます。
なお、希望の異動が決まったとしても病院内の人数配置などの兼ね合いですぐには変わることはないので気を付けましょう。
信頼できる先輩・上司に相談する
辞めたいと思ったら、積極的に信頼できる先輩や上司に相談しましょう。
先輩や上司は経験から判断して自分の足りないところ・直すべきところを教えてくれるので悩みを解決できる可能性があります。
なお、先輩や上司も業務で忙しいので、悩んでいる内容・自分が改善策として試した方法・聞きたい内容などを具体的に整理してから相談をしましょう。
看護師転職のプロに相談する
身内や職場の人ではない第三者である看護師転職のプロに相談することで、客観的な意見をもらうことができるのでおすすめです。
職場で転職の相談は難しく、身近に看護師の転職経験がないという場合も多いので困ったときは外部の転職機関や転職エージェントのプロを頼りましょう。
また、転職経験者や転職に詳しい人に実際にどのように転職を成功させたのか、転職対策方法などを相談することで転職がうまくいく近道になります。
看護師を辞めたい人は新人に多いのか?
実際に、看護師を辞めたいと思う人は新人に多いのでしょうか。
経験豊富な先輩看護師さんと自分を比較して自信を失う、ミスをしないように過度なプレッシャーを感じ続けてしまうなどと考える人は多いです。
2020年の日本看護協会のデータによると、看護師の新卒採用者のうち7.8%は離職しているという結果が出ています。参照:日本看護師協会調査研究報告
また、社会人として毎日仕事に行くことも1年目のハードルとなりえます。
その上業務はできない・仕事は患者さんの命に関わる責任の重さ・ベテラン上司などに慣れるまでの時間が必要です。
自信を持って業務をできるようになるまでは時間がかかってしまい、それに耐えることができずに辞めてしまう新人は多くいます。
さらに、新卒初任給の平均月収は約26万で冬からボーナスが出るため、業務内容と給料が合わないと感じる人は少なくありません。参照:日本看護協会調査研究報告
新人は経験を積むことが大事な期間なので、6か月以上の勤務期間と8割以上の労働日数があれば有給を取ることができます。
それまではとにかく実務経験を積みましょう。
なお、経験の浅い看護師の転職はハードルが高くなりやすいので転職の際は将来のキャリアプランや若い看護師にしかできないことをアピールしましょう。
看護師を辞めるべき3つの基準とは?
看護師を辞めるべき3つの基準を紹介します。
辞めるべき点が自分では気づかない場合もあるので、客観的にあなたの状況を把握するためにも知っておきましょう。
なお、自分の努力では解決できそうにない・時間が解決してくれないなどの場合は職場を離れましょう。
以上の看護師を辞めるべき3つの基準を詳しく紹介しますので、あなたが迷っているならぜひ参考にしてください。
あなたの体調やメンタルに異常が出たとき
体調やメンタルに異常が出てしまったら、その職場に自分が合っていない可能性が高いので看護師を辞めることを検討しましょう。
例えば、慢性的な頭痛や腹痛が起きる・イライラしやすくなるなどは心の病気の初期症状として厚生労働省が発表しています。参照:こころの病気を知る
初期症状のどれか一つでも当てはまる場合はうつ病などに発展して危険な状態になるので、そうなる前に退職をしましょう。
また、休みを取って専門的な医療機関への受診もおすすめです。
幸いなことに、看護師は恵まれた有資格職で働き口が多く存在するので、さまざまな環境を選んで働くことができます。
職場環境が客観的にみて非常に悪い
今の職場環境が客観的に見たときに非常に悪いと判断できたら、看護師を辞めることも必要です。
職場環境が原因の場合は自分の努力では解決できない問題です。
慢性的に労働基準法に反した長時間労働などの職場では状況が改善しない場合がほとんどで、生活リズムを崩して体調不良になりやすくなります。
さらに、パワハラ・いじめなどが見られ健全とは言えない職場は仕事に真剣に向き合えない・モチベーションが上がらないなどの影響が出ます。
労働環境が合わないと感じたら、転職の準備をしましょう。
看護師転職を6か月以上悩み続けている
看護師を転職しようと6か月以上悩み続けていたら、看護師を辞める選択を取りましょう。
看護師を辞めたいという一時的な感情の場合はなにかによって解決できる可能性もあります。
しかし、長期間の悩みは解決の見込みがないと判断できる基準になり、退職を決断す
る目安になります。
また、無理して長期間働くことよりも、新しい就職先を探した方が精神的にも結果的にもよくなる可能性が高いです。
看護師をスムーズに辞めるための注意点
看護師をスムーズに辞めるための注意点を5つ紹介します。
辞める前にこれらを知っておくことで新しい職場にすぐ転職できるのでおすすめです。
退職時期を決める
あなたが辞めようと思い始めたら、まずは退職時期を決めましょう。
退職には今の職場の引継ぎや手続きに時間がかかることが多く、すぐには辞めることができません。
基本的には退職の申し出を3ヵ月前までに済ませておくのがベストです。
直属の上司にはっきりと意思を伝える
退職時期が決まったら、直属の上司に自分の意思を伝えましょう。
しっかりと伝えないことで、退職の話が流れてしまうリスクが出てきてしまいます。
また、同期ではなく直属の上司に伝えることも忘れないようにしましょう。
なお、なぜ退職するのかを事前にまとめて報告するとよりスムーズになるのでおすすめですよ。
失業手当を申し込む
上司から退職の許可を得たら、失業手当を申し込みましょう。
万が一次の就職先が見つからない間は収入がないので、失業保険が役立ちます。
失業保険を受給する上で以下の条件に当てはまっているか確認しましょう。
- 過去2年間のうち1年以上の雇用保険被保険期間がある
- ハローワークでの転職活動を行っている上で失業状態にある
失業保険の検査には約3か月の審査があるため、3か月分の生活費を確保してから辞める計画を立てましょう。
そして、基本的に失業保険は前職の給料の約45〜60%を受給できるのでおすすめです。
引継ぎや退職手続きは余裕をもって進める
退職時期に合わせて、引継ぎや退職手続きは余裕をもって進めましょう。
職場の人たちの日々の仕事に加えて、自分が退職することによる業務の負担が増えるので時間がかかってしまいます。
自分本位で考えるのではなく、職場の人にも配慮をして3ヵ月程の余裕を持って進めましょう。
退職準備と転職は同時並行で行う
退職準備と転職は同時並行で行うようにしましょう。
先ほど言ったように、退職までの引継ぎや手続きなどには3ヵ月ほど時間がかかります。
その3ヵ月間を転職活動としても使いましょう。
辞めてから転職活動をするよりも早く就職することができるので、仕事のブランクがなくおすすめです。
看護師を辞めたいと思ったとき登録すべき転職サイト3選
看護師を辞めたいと思ったときに登録すべき転職サイトを、厳選して3つ紹介します。
看護師を辞めたことによって待遇のいい働き口を見つけることができることによって、時間的・精神的・金銭的余裕も生まれます。
また、転職サイトを利用することは自分の希望に沿った求人の転職サポートを全面的にしてくれるので効率的ですよ。
これから紹介する3つは看護特化型のエージェントになるので看護師から看護師、看護師から異業種への転職にも対応していておすすめです。
看護師の資格を活かしながら転職したい人は無料なのでぜひ利用してみてくださいね。
ナース人材バンク
出典:ナース人材バンク
- 年間利用者数10万人の実績がある
- 利用者満足度は97%
- 看護師転職専門・地域専任のキャリアパートナーの支援のもと全国で転職可能
- 会員限定・ハローワークの非公開求人の掲載
- 検索条件が細かく設定できる
はじめに紹介するのは、2005年の創設の「ナース人材バンク」で、提供するサービスのクオリティが非常に高いと定評があります。
転職サポートは専門知識を活かした的確なアドバイスをくれるキャリアパートナーがいます。
また、その彼らが条件交渉もしてくれるので、転職に失敗したくない・信頼できるサービスを利用したい・できるだけ好条件がいい人にはおすすめです。
さらに、全国から勤務地を選べ、看護師・准看護師・保育士の転職にも対応しています。
また、検索条件を「電子カルテあり」「託児所あり」などと細かく設定できるのがうれしいポイントです。
ナース人材バンクは大手法人施設への転職も可能で、転職先のWEB見学会もあるのでわざわざ足を運ばずに職場見学ができるメリットもあります。
看護roo!
出典:看護roo!
- 登録不要で求人検索ができる
- 無料の適職診断の結果に合わせた求人情報
- 公開求人数5万件以上
- 非公開求人の取り扱い
- LINE・メールでのアドバイスなので気軽
1980年創業の「看護roo!」は、登録は不要で求人検索ができ、応募はしなくても相談のみするなどの対応があります。
また、無料で自分の性格に合わせた適職診断の結果が5分ほどでわかり、それに合わせた自分に向いている職場の求人情報が見れることが大きな特徴です。
さらに、看護roo!は転職手続きガイドやコラム・看護師向けのニュース配信なども読める・その職場のいい点や悪い点も見ることができます。
サイト内のサービスが転職の参考にしやすいものが多いのもうれしいポイントです。
今の職場は自分に合ってないと感じてる人におすすめするサイトと言えます。
看護のお仕事
出典:看護のお仕事
- ともだちに勧めたいサービスランキング第1位を獲得
- 求人数12万件の求人充実度
- 事前のヒアリングに沿った求人情報はLINEに届く
- 年間4000回を超える訪問取材の実施
- 転職後のアフターフォローあり
日本有数の求人数を誇る「看護のお仕事」は、ともだちに勧めたいサービスランキング第1位を獲得しています。
働きやすさを重視したサイトで、正看護師・准看護師・保育士・助産師の転職に対応しているのでサービスの信頼度が高いのも特徴です。
また、年間4000回を超える訪問取材の実施による転職に役立つメリットがあります。
■詳細な情報が記載されているため実際の職場の状況が判断しやすい
■実際のインタビューにより職場の雰囲気がわかる
■インタビューによるWEB職場見学ができる
さらに、LINEで気軽にスキマ時間で転職相談や条件交渉のサポートができます。
忙しい人でも働きながらでもスムーズに転職活動ができるのがうれしいポイントですね。
看護師転職を失敗しないためのたった3つのコツ
看護師転職を失敗しないためのたった3つのコツを紹介します。
何度も転職を失敗することによって、さらに自信がなくなり活動が難しくなる可能性もあります。
一度で転職を成功させたい人はぜひ参考にしてください。
看護師転職のプロに本音を述べる
看護師転職のプロに自分が思っていることを正直に伝えることで、転職が失敗せずに済みます。
人によっては本当に思っていることを言えずに、実は希望の条件は違いましたといった人もいます。
人に対してあまり正直に言えない性格の人は、ぜひ思い切って看護師転職のプロに本音を述べましょう。
自分では失礼なことを言ったかもと思っても、プロからしたら普通の本音かもしれないので勇気を持つことも必要ですよ。
実際の利用者の声を聞く
実際に利用している人の口コミや声を参考にしましょう。
転職サイトには転職予定の職場でのいいことが書かれ、悪いことが伏せてある場合があります。
TwitterやほかのSNSなどを参考に、実際に働いている人が思っていることや日々の日常はどうなのかを調べてみるのもおすすめですよ。
転職サイトの記載とのギャップを防ぐためにも一度検索してみましょう。
転職サイトは複数登録して利用する
転職サイトは1つではなく複数登録して並行しましょう。
1つのサイトで完結するのはラクで簡単ですが、全てのサイトが同じ求人情報を載せているわけではありません。
1つのサイトのみを利用することによって、より自分に合った職場を見つけるチャンスを逃してしまう可能性があります。
できるだけ自分の理想の転職にするためにも、複数登録はおすすめです。
【看護師辞めたい方へ】まとめ
結局のところ、看護師としての仕事内容が好き・患者さんと接することが好きな人はつらいことや大変なことがあっても辞めることにはなりません。
もしその気持ちがないなら、看護師以外の転職を考えて次へのステップを歩むことが必要です。
この記事を参考に、明るい未来が訪れるように願っています。